園独自の行事
当園では、太宰府天満宮にゆかりのある祭事や神事にまつわる独自の行事が多数あります。このページでは、そんな行事の一部をご紹介します。(あくまで一例ですので、日程や開催の有無などは年度によって変更が入ることがあります。)
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中島神社のお菓子まつり [4、10月]
天満宮の境内の東側にある中島神社は、菓祖「田道間守命(たじまもりのみこと)」が祀られています。お菓子の神様として崇敬されており、この日の祭事で捧げられたお菓子を園児もいただきます。
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すずらん使節をお迎え [5月]
北海道千歳市から、初夏の訪れを告げる使節「すずらん使節」が天満宮にお越しになります。園児も奉納されたすずらんを一緒にお迎えします。
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誕生祭
二か月に一度のペースで、お誕生日を迎えた園児は天満宮で誕生祭を執り行ってもらい、この1年の健やかな成長をお祈りします。その後、お友達と一緒にお誕生会をします。[5、6、10、12、2月] -
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えのぐ博士(神戸智行)お絵描き教室 [5月]
日本画家の神戸智行先生にお越しいただき、えのぐの混ぜ方、筆の使い方などを一から教えていただきます。 -
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梅の実拾い [5月]
天満宮の境内に実った梅の実をみんなで拾う行事です。このときの梅はジュースとして仕込まれ、7月の大掃除のあとにみんなで梅ジュースをいただきます。また、年長さんは、梅を塩もみにして「梅干し」を漬け、卒園時に持ち帰ります。
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和菓子学習 [6月]
鈴懸さんのご指導のもと、和菓子づくり、和菓子のいただき方を学びます。黒文字やお懐紙の使い方など、大人でもあまり知らないお作法を一から学べる貴重な機会です。
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日本茶学習 [6月]
福岡市にある「万(よろず)」の徳淵先生がお茶についての知識や淹れ方を教えてくださいます。園児たちはこの日学んだ日本茶の淹れ方を、この次の誕生祭から自分たちで淹れたお茶をいただきます。
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観劇会 [6、10月]
学期毎に劇団の方に来ていただき、人形劇やマジック、手品などの演目を楽しみます。
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夏を食べよう会 [7月]
涼を感じる楽しい催しです。
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夏のわくわくデイキャンプ(年長) [7月]
キャンプファイヤーなどで一日園で楽しく過ごします。
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夏まつり [7月]
天神様のお誕生日をお祝いします。おみこしをひいたり、茅の輪くぐりをしたりします。 -
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創立記念日 [9月]
園の創立記念日です。設立時に幼稚園だった天満宮境内にある「文書館」にてお祝い会を行います。
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母の会主催「てんじんっこまつり」 [9月]
母の会が主催するイベントです。みんなで楽しめる遊びがたくさん催されます。 -
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敬老の日 [9月]
敬老の日に向けて、手づくりしたお守りを天満宮でお祓いしてもらい、おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントします。 -
交通安全週間パレード [9月]
交通安全を氏子さんたちに周知するパレードに参加します。-
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秋まつり [9月]
天満宮の秋の大祭です。全員で稚児行列に参加します。
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おすもう大会 [10月]
九州場所の時季、「伊勢ケ濱部屋」の力士さんたちが園に遊びにきてくれます。本物の力士さんと一緒にお相撲ができる貴重な機会です。
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運動会ごっこ [10月]
運動会で、違う学年の園児が行った競技を楽しめるイベントです。園児たちは、運動会の練習のときからやってみたかった演目にチャレンジできます。
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山登り遠足 [10月]
年長さんは天拝山へ、年中さんは竈門神社へ、年少さんは梅林アスレチック公園まで遠足にでかけます。年少少さんは神苑散策をします。
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梅が枝餅づくり体験 [10月]
梅ヶ枝餅を実際に自分たちで焼く体験ができます。お餅を丸めて、あんこをくるむ工程から行います。
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七五三のお祝い会 [11月]
千歳飴の袋を折紙で飾って作り、お祓いを受けます。この世に二つとない記念の千歳飴袋を持って帰ることができます。
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秋を食べよう会 [11月]
おいも掘りで掘ったおいもを使った豚汁と、釜戸で炊いたご飯を自分でおむすびにしていただきます。
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おもちつき [12月]
みんなでついたおもちを、鏡餅にして天満宮に奉納します。また、丸めたおもちを鈴懸さんのきな粉で食べるのも楽しみのひとつです。
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りんご使節をお迎え [12月]
青森県から、「りんご使節」が天満宮にお越しになります。園児も一緒にお迎えし奉納されたりんごをいただきます。
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門松としめ縄 [1月]
園児が登園して、それぞれの意味を聞きます。
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文化財防火デー [1月]
天満宮の防災訓練を見学したあと、「火の用心」を唱えながら参道をパレードします。
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節分祭 [2月]
天満宮の節分祭に参加します。
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学業祈願、記念植樹、小学校訪問 [2月]
年長さんは、天満宮で学業祈願をしたあとに、境内で記念植樹を行い、太宰府小学校を訪問します。記念植樹は毎年場所が異なり、卒園後も天満宮に足を運ぶ際にその成長を見守ることができます。
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献華(けんげ)祭 [2月]
毎年2月の第3日曜日、池坊のお花が境内に飾られ、希望する園児は献華祭の稚児行列に参加することができます。
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天神様と初代園長の命日 [2月]
天神様(菅原道真公)と初代園長の命日が同じ日であることから、この日は園児たちもお二人のことを偲びます。
当園には、太宰府天満宮が運営するからこその独自の行事や文化がたくさんあります。
ここでは、行事ではありませんが、天満宮との関わりの深い日常の活動をお届けします。
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神苑散策
境内をお散歩しながら、動植物を観察したり、天満宮ゆかりの場所について一緒に学んだりします。日常的に天満宮の歴史にふれることができるのは、園児の特権です。
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菅公歴史館の見学
境内にある「菅公歴史館」の見学も行います。写真は道真公の生涯を、幼少期からの出来事を表現している人形や展示物などで学びます。
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宝物殿の見学
境内にある「太宰府天満宮宝物殿」は、菅原道真公が薨去されてから1025年目の大祭記念事業で昭和3年(1928)に開館しました。写真はえのぐ博士もしていただいている、神戸智行先生の展示を先生の解説を聞きながら鑑賞している光景です。
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神社清掃
ただお散歩をするだけでなく、天満宮の清掃をしたりもします。写真はたくさんの方が通る太鼓橋。「いつもありがとうございます」という気持ちを、見聴きするだけでなく実際に行動してみることで、お手伝いや感謝の気持ちを行動に移すことが素直にできるようになります。